特に何もない休日。
ここ数日は黒薔薇団の襲撃も無く久し振りに羽を伸ばそうとドライブへ出かける事にした。
だが、待ち合わせの時間が過ぎても秋夜が現れない。
まさか何かあったのではと思い秋夜の家へ走る秋都と秋良。
そこは、異様な空気を醸し出していた。
今までの敵襲とは訳が違う――
本能的に察知した2人は慎重に歩みを進める。
そして2人は目にするのだ。
小さな血溜りに顔を埋める秋夜の姿を。
「あ、来たでするねー♪いらっしゃいませですよーvv」
倒れている秋夜の向こう、机に腰掛け(何故か)デジカメを構えた少女…少年?
そう、彼女こそ黒薔薇団の幹部、おみすけ(自称)であった。
おみすけは「百合なんかより薔薇の方が素敵なのですよー♪」とか謂いながら瞳を細める。
ついに幹部自らが戦線に――
警戒する秋良を他所に倒れた秋夜の元へ走る秋都。
しかしその時、おみすけの右手が閃いた!
「ふふり…飛んで火にいる美青年!食らえ!必殺☆ローズワールド!」
「…は?…え、何この紙切r………ぐほぁ!!!!」
その紙に目を走らせた瞬間、秋都は吐血し倒れる。
そりゃ自分とそこに倒れてる仲間が…何と謂うか、俗に謂う所の、絡んでる漫画(しかも18禁レベル)とか見たらそうなりますよね。
と謂うか何と謂う恐ろしい技を使うんだこの15歳。
「これで残りは貴方一人でするよ♪うひひ!」
「……手前ぇ」
低く呻く秋良。
果たしてこのまま彼等は敵の手に落ちてしまうのか…
緊迫した空気が2人の間を流れたのであった。
第五輪 「恐るべき敵・後編」へ続く。
ここ数日は黒薔薇団の襲撃も無く久し振りに羽を伸ばそうとドライブへ出かける事にした。
だが、待ち合わせの時間が過ぎても秋夜が現れない。
まさか何かあったのではと思い秋夜の家へ走る秋都と秋良。
そこは、異様な空気を醸し出していた。
今までの敵襲とは訳が違う――
本能的に察知した2人は慎重に歩みを進める。
そして2人は目にするのだ。
小さな血溜りに顔を埋める秋夜の姿を。
「あ、来たでするねー♪いらっしゃいませですよーvv」
倒れている秋夜の向こう、机に腰掛け(何故か)デジカメを構えた少女…少年?
そう、彼女こそ黒薔薇団の幹部、おみすけ(自称)であった。
おみすけは「百合なんかより薔薇の方が素敵なのですよー♪」とか謂いながら瞳を細める。
ついに幹部自らが戦線に――
警戒する秋良を他所に倒れた秋夜の元へ走る秋都。
しかしその時、おみすけの右手が閃いた!
「ふふり…飛んで火にいる美青年!食らえ!必殺☆ローズワールド!」
「…は?…え、何この紙切r………ぐほぁ!!!!」
その紙に目を走らせた瞬間、秋都は吐血し倒れる。
そりゃ自分とそこに倒れてる仲間が…何と謂うか、俗に謂う所の、絡んでる漫画(しかも18禁レベル)とか見たらそうなりますよね。
と謂うか何と謂う恐ろしい技を使うんだこの15歳。
「これで残りは貴方一人でするよ♪うひひ!」
「……手前ぇ」
低く呻く秋良。
果たしてこのまま彼等は敵の手に落ちてしまうのか…
緊迫した空気が2人の間を流れたのであった。
第五輪 「恐るべき敵・後編」へ続く。
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